第3回 地震対策基礎知識

[コラム] 第3回 地震対策基礎知識

[公開・更新日  2017.01.11]

地震対策をしていますか?マンションを賃貸する上で身に着けるべき「地震対策基礎知識」

高層マンションなどが主流になっている、都心部。必ず仲介業者に質問されるのが、地震の時はどうなるか?ということです。

実は、筆者も東日本大震災時に、高層マンションに居を構えていました。都内一等地であり、高層マンションということで地震対策など完璧であろう。そして困る地震も起きるはずがないと考え、入居したのですが、勉強不足というものがどのように大変か身をもって体験しました。

先ず、10階程度の高さに入居しても、マンションが折れるかというぐらいに揺れます。そして、最大の怖さは食器などが怒涛のように落ちてきます。机の下に隠れていることが無意味であるかの如く、タンスなどは倒れます。やっと落ち着いたと感じて外に出たいと思ってもなんと、エレベーターが停まっていました。10階にいるのに。と泣きたい気持ちになった経験があります。通勤にも、非常階段で上り下り、友人を救助するにも上り下り。お子さんがいらっしゃる家庭では、先ず下りる事がしんどいでしょう。


では、高層マンションは不自由だからやめた方がいいのかと聞かれると、実は、そうではありません。今回のコラムは、体験談をもとに、如何に地震対策の基礎知識が大切かをお伝えします。


地震対策基礎知識その1「新耐震基準を理解すべし」

新耐震基準という言葉を聞いたことはありますか。1981年に出された耐震基準で、建物内の人間を保護することを目的に作られたのが新耐震基準です。旧耐震基準の建物は中地震に耐えるように設計されていることが基本であり、新耐震基準は大地震に備えた基準を設けている上、平面と立体とのバランスも加味しているので、旧耐震基準とは全く異なります。

しかし、1981年に造られたからと言って安心してはいけません。マンションは建設に長時間かかりますので、1982年でもみなしの基準の場合があります。従ってこれからのマンション選びは、1983年以降のものが安心して良いといえるでしょう。


実はこんなにあるマンションの地震対策

耐震診断、及び耐震改修の実施や地震保険に加入、そして災害時のコミュニティー形成の為に、管理組合が動いたりしています。


耐震診断をすることで、いざという時の災害に備えている上、逃げる時の助けになるコミュニティー形成。被害状況に応じての地震保険は為になります。地震大国日本は通常の火災保険より、地震保険が高くなり、実はどの業者も値段が変わりません。高額ということはそれだけ不安があることですから、地震保険に対しては、きちんと認識して加入しておくべきといえるでしょう。

そして、それ以上に大切なのが、専有箇所の地震対策です。細かい対策方法については後程記述します。


個人で出来るマンション内、地震対策

実体験から学んだことは、地震対策は個人で必ずするべきということ。

先ず、キッチンが最も危ない場所と言えますので、耐震ジェルマットで、キッチン用品を抑えましょう。そして、耐震具で、食器などの落下防止を考えてください。最新のマンションは、備え付けで耐震設備が整っているマンションも多々あります。高層マンションであればある程、これをきちんと利用しましょう。又、逃げる際に、バルコニーを利用することもありますので、バルコニーで様々なプランターを置いている方も、あまり置きすぎないようにするべきです。

又、知識として覚えて欲しいことは、エレベーターには絶対に乗らないようにしましょう。実は、筆者の住んでいたマンションは地震の際、エレベーターが動きました。乗ってしまって、閉じ込められた人もいました。危険ですので、乗らないでください。マンション内にいた方が今のマンションは安全です。

 

筆者の経験を元にしたコラムとして今回はご紹介しました。

地震の基本知識、対策を知ることは、快適なマンションライフを送る上で重要なことですね。


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